蹴球部について

現在、大学・高校・中学・小学校の各学校レベルで活動している成蹊学園サッカー部は、１９１８年、成蹊中学校（旧制）蹴球部の創部から長い歴史を歩み始めました。その間、一貫して成蹊学園の建学の精神である「文武両道を通して、社会に役立つリーダー（人材）の育成」を基本理念として活動を続けてきました。大学蹴球部は、１９８７年と２００８年の二度にわたって関東大学サッカーリーグに昇格を果たしており、「常時、東京都一部リーグの上位に位置し、関東大学リーグ復帰を目指す」を目標に活動しています。

年間の活動スケジュール、練習時間、練習試合は学生が主体となって計画し、ＯＢスタッフと連携を図りながら運営を行っています。学業を最優先とする中で全体練習に参加できない場合は、自主練習を通じてコンディション調整を行い、週末に開催されるリーグ戦、インディペンデンスリーグ、ジュニアリーグ、サタデーリーグなど各カテゴリーの大会の試合に全員で参加しています。また、競技以外の活動として、学園周辺の清掃活動に全員で取り組むなど、地域貢献活動にも積極的に参画しています。これらの部の自治活動や戦績、そしてＯＢ会との一体運営が図れていることに対して、成蹊学園の卒業生団体である成蹊会スポーツ振興委員会から、２００９年度来、継続して「特別強化指定団体」に認定されています。

チーム運営体制について

日々の活動を支えるチームスタッフ体制は、監督・コーチによる指導の他、専門のトレーナー・ドクター、補佐役の現役部員マネージャーが選手個々のコンディションを管理する運営を行なっており、選手がサッカーに集中できる環境の整備に努めています。また、部員の就職活動にあたっては、ＯＢ会スタッフによる定期的なミーティング・個別指導や、各部員の希望業種に適したＯＢ・ＯＧの紹介など、蹴球部のネットワークを活かしたきめ細かい支援体制を充実させています。

参考：直近の主な就職先（五十音順）

旭化成ホームズ、アシックスジャパン、Canon、ゴールドクレスト、JT、新菱冷熱工業、住友生命、住友林業、竹中工務店、ニチレイフーズ、日本通運、富士ゼロックス、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、三井不動産リアルティ、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、MeijiSeikaファルマ、山梨中央銀行、ロート製薬、等々。

※一般企業に就職する学生が大半ですが、大学院に進む者、警察官、消防士等公務員を目指す学生もいます。

その他の行事・活動について

リーグ戦以外にも学習院大学、甲南大学、自由学園との定期戦を行っています。各校との定期戦はいずれも長きにわたって開催されている重要な試合であるとともに、他校のサッカー部員と交流を行う大切な機会となっています。学内の行事では、学内陸上競技大会、学内競艇大会、四大学運動競技大会への参加を通じて、蹴球部以外の学生との交流も図っています。

入部をご検討の皆様へ

成蹊大学体育会蹴球部では入部にあたってのセレクション活動は行っていません。「成蹊」の名前を背負ってプレーするやる気と情熱のある方なら、経験の有無を問わず誰でも入部することができます。また、学生寮等の施設はありません。地方高校出身の部員も多数所属していますが学園近隣で下宿生活を行っています。成蹊学園は小学校から大学まで全て吉祥寺にキャンパスがありますが、校舎とグラウンドが同一敷地内にあり、学業とサッカーに打ち込める絶好の環境が整っています。例年新入生を対象とした練習会も入学前に開催していますので、興味がある方、入部を希望される方は下記お問い合わせページからお気軽にご連絡ください。宜しくお願いいたします。

http://www.seikei-fc.com/inquiry_detail/

なお、当大学への入学にあたっては、一般入試以外にも、指定校推薦入学、AO入試制度等がありますので、詳細は成蹊大学ホームページの入試情報サイト「S-NET」をご覧ください。